しあわせ研究会

「この家に生まれてよかった」を育てる、子育てのエッセンス

わざと困ることをする

【結果は時間差でやって来る】

「この家に生まれてよかった」を育てるままる式ペアレントコーチ:蓮見師朗です。

🍀

4歳くらいになると、
大人が困ることを困るタイミングで、
あえて(無意識)やることがあります。

4歳の○○くんは、
お友だち遊び終わったブラレールを壊し始めました。

愛を確認したいんだなと感じた私は、
見守ることにしました。

そのうちにレールを振り回し始め、近くにいたお友だちの顔の前まで来たときに
「○○くんがされたら嬉しいの?」と、
私は毅然と伝えました。

黙って立ってる○○くんに
「自分がされて嫌なことはしません」と更に続けました。

○○くんは「せんせー、だいきらい💢」
と怒り泣き叫びました。

私は、嫌がる彼を抱き
「先生は○○くんが大好きだから言うんだよ」「大好きなんだよ」と伝えました。

彼を降ろすと「せんせーのバカ💢」と言い残し、あっちの方へ姿を消しました。

🍀

これでイイんです。
全ては伝わったと、私は確信していました。

1分後くらいに○○くんが
「せんせー、抱っこして」と
安心した表情でやって来ました。

そのあと彼が、
落ち着いて遊びに集中したことは
言うまでもありません。

イヤイヤ期への贈り物

「この家に生まれてよかった」を育てるペアレントコーチ・ままる保育園園長の蓮見師朗です。

🍀

2歳の○○くんは、
泣きながら登園し玄関の内側で泣き続けています。

お母さんは、きっといろいろ手を尽くしたんでしょう。むしろ淡々としています。

そのお母さんの努力を尊重しながら、私は時間を置いて○○くんに近づきました。

🍀

「○○くん、おうち帰るの?」
「抱っこしようか」と彼を抱っこしました。

それでも泣き続ける彼に
「おうち帰るの?、帰ろう、帰ろう」
「そうだよね、おうち帰ろうね」と
語り続けました。

「ブーブーやろうか」と
彼が好きな車のオモチャを渡すと
落ち着いて遊び始めました。

🍀

今の思いを言葉にしてあげると、
子どもは安心します。

「泣くな」とか「保育園行くのよ」とか説得するのではなく
「おうちにいたいんだよね」と
納得してあげることが大切なんです。
ステキな贈り物です。

納得してもらった体験は、
やがて世の中を照らす光になると
私は確信しています。

子は親の鏡

【はじめてのお返し】

「この家に生まれてよかった」を育てる、ままる式子育てのリーダー・蓮見師朗です。

 

1歳の○○ちゃんは、
食べることが大好きです。

給食も、手づかみでどんどん食べます。

🍀

ある日、
泣いているお友だちの頭を
○○ちゃんが撫でてあげている姿を見かけました。

「大人のやることを、よく見てるなあ」と、
微笑ましく思いました。

🍀

そしてある給食のとき、
隣りで泣きべそをかいているお友だちの頭を、撫でてあげていました。

あの手づかみ食べの手で。

🍀

1歳の子が
自分が学んだこと、されたことを
こうして世の中にお返しするんです。

 

人間って
素晴らしいですね。

答えは、自分の中にある。

2歳の子どもが走っていて転びました。
さてあなたは、どう思いますか?

「かわいそう」と気の毒に思うか?
「立ち上がれ」と力が入るか?
「だから言ったでしょ」と責めるか?
「チャンスだ、いいぞ」とワクワクするか?

どれが正解不正解ではありません。

🍀

人は、ある事実を解釈するとき
偶然でなく毎回同じ解釈をします。
しかも、自動的に。

例えば「かわいそう」と思う人は
似た場面では必ず「かわいそう」と思う(解釈する)わけです。

大切なことは
転んだ子どもは、『あなたと同じ解釈をしていない』ということです。

🍀

人は、相手の気持ちを、自分のフィルターを通して見ています。
「自分がそうだから、相手もそうだろう」といった具合に。

これを【投影】と言います。
みーんな、持ってます。

子どもの能力を伸ばすポイントの1つが、価値観を押し付けないことだと言われます。

あなたの解釈ではなく、子どもの【思い】に寄り添うのです。

そんな親子のコミュニケーションを学びます。

🍀

6月23日(日)10時~12時
【親子のコミュニケーション講座】
場所:ままる保育園
参加費:ラブオファー

あなたの子育てが、望む方向に変わります。

子どもは、批判より模範を求めている。

「この家に生まれてよかった」を育てる、承認と共感の子育てリーダー・蓮見師朗です。

🍀

躾をするとき
「~~しなさい」とか「~~するな」などと、子どもをコントロールしようとしますね。

このとき親は、
自分の都合モードに入っています。

「食べさせよう」
「片付けさせよう」
「トイレ行かせよう」
「勉強させよう」・・・
そして、
「世間からよく見られよう」でしょうか。

🍀

もうすぐ3歳の○○くんは、
トイレの時間になっても「イヤだ」と言って頑なに拒否します。

私は「先生トイレ行こうかな❗️」と言って、子ども用便座に座り「やったー😆🎶」と両手を挙げて叫びます。

○○くんはニコニコしながらズボンを脱ぎ、隣の便座に座ります。

🍀

人は、指示命令では動きません。
人は、何かに気づいたとき、自ら進んで行動します。

その気づきを促す関わりの1つが
手本を見せることです。

そんなコミュニケーションを学ぶ
子育て講座をやってます。

🍀

6月23日(日)10時~12時
場所:ままる保育園
参加費:ラブオファー

泣き虫園長の保育日誌

「この家に生まれてよかった」を育てる、ままる保育園園長の蓮見です。

🍀

【子どもの本音】

トイレの時間、
2歳9ヶ月の○○ちゃんは、
「トイレいかなーい」と宣言しました。

私は○○ちゃんに
「行かなくていいよ❤️」と言い
「じゃあ、先生と手をつなごうか?」と手をつなぎました。

そのままトイレの前に行き
「○○ちゃん、どっちにする?」と
2つある便座を指差しました。

○○ちゃんは、
「こっち」と便座を指差し
ズボンを脱ぎ始めました。

🍀

イヤイヤ期の「イヤだ」は
ほぼ全て本音ではありません。

「見て欲しい」
「認めて欲しい」あるいは
「眠い」であったり・・・が本音です。

多くの大人は
その子の【本音】ではなく
言葉などの振る舞いと会話をします。

つまり
「私を見て!」と言っているのに
「違うでしょ」と応えているわけです。

会話になってないのです。ガーン😱

🍀

人は、特に「イヤだ」や「しなーい」などの否定的言葉に反応しがちです。
「カァー💢」っとなってしまうのです。

そして『しつけ』と称して
「イヤだ」を「イエス」に変える無駄な努力を始めます。

その努力の多くは
マルトリートメントとなり、
その子の心や尊厳を傷つけたりします。

本音と会話しましょう。

甘えとワガママ

【愛してるよー❤️】

「この家に生まれてよかった」を育てる
承認と共感の子育て『ままる式』のリーダー・蓮見師朗です。

🍀

お迎えのとき、3歳半の○○くんは
「かえらなーい、もー、なんできたのー?」と怒ります。

こういった行動を【試し行動】と言います。

お母さんは
「もう少し遊んでていいよ」と、少し困った表情で伝えます。

その表情から、行動がエスカレートすることを恐れての『遠慮』を感じました。

私はそんなお母さんに
「抱き締めてあげてください」と伝えました。

「え?」と目が点になりながらも、お母さんは両手を広げて○○くんを呼びました。

次の瞬間、○○くんは走ってママの胸に飛び込み、静かになったのです。

🍀

子どもの試し行動に従うと、子どもをワガママにします。
何故なら、放って置かれてる気がするから。

子どもの本音に応えてあげないと、子どもはワガママになります。
何故なら、理解されてない気がするから。

子どもに遠慮してると、子どもはワガママになります。
何故なら、本気で愛してもらってない気がするから。

甘えられないと、子どもはワガママになるんです。
何故なら、こころが満たされないからです。