わざと困ることをする
【結果は時間差でやって来る】
「この家に生まれてよかった」を育てるままる式ペアレントコーチ:蓮見師朗です。
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4歳くらいになると、
大人が困ることを困るタイミングで、
あえて(無意識)やることがあります。
4歳の○○くんは、
お友だち遊び終わったブラレールを壊し始めました。
愛を確認したいんだなと感じた私は、
見守ることにしました。
そのうちにレールを振り回し始め、近くにいたお友だちの顔の前まで来たときに
「○○くんがされたら嬉しいの?」と、
私は毅然と伝えました。
黙って立ってる○○くんに
「自分がされて嫌なことはしません」と更に続けました。
○○くんは「せんせー、だいきらい💢」
と怒り泣き叫びました。
私は、嫌がる彼を抱き
「先生は○○くんが大好きだから言うんだよ」「大好きなんだよ」と伝えました。
彼を降ろすと「せんせーのバカ💢」と言い残し、あっちの方へ姿を消しました。
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これでイイんです。
全ては伝わったと、私は確信していました。
1分後くらいに○○くんが
「せんせー、抱っこして」と
安心した表情でやって来ました。
そのあと彼が、
落ち着いて遊びに集中したことは
言うまでもありません。
イヤイヤ期への贈り物
「この家に生まれてよかった」を育てるペアレントコーチ・ままる保育園園長の蓮見師朗です。
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2歳の○○くんは、
泣きながら登園し玄関の内側で泣き続けています。
お母さんは、きっといろいろ手を尽くしたんでしょう。むしろ淡々としています。
そのお母さんの努力を尊重しながら、私は時間を置いて○○くんに近づきました。
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「○○くん、おうち帰るの?」
「抱っこしようか」と彼を抱っこしました。
それでも泣き続ける彼に
「おうち帰るの?、帰ろう、帰ろう」
「そうだよね、おうち帰ろうね」と
語り続けました。
「ブーブーやろうか」と
彼が好きな車のオモチャを渡すと
落ち着いて遊び始めました。
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今の思いを言葉にしてあげると、
子どもは安心します。
「泣くな」とか「保育園行くのよ」とか説得するのではなく
「おうちにいたいんだよね」と
納得してあげることが大切なんです。
ステキな贈り物です。
納得してもらった体験は、
やがて世の中を照らす光になると
私は確信しています。
子は親の鏡
【はじめてのお返し】
「この家に生まれてよかった」を育てる、ままる式子育てのリーダー・蓮見師朗です。
1歳の○○ちゃんは、
食べることが大好きです。
給食も、手づかみでどんどん食べます。
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ある日、
泣いているお友だちの頭を
○○ちゃんが撫でてあげている姿を見かけました。
「大人のやることを、よく見てるなあ」と、
微笑ましく思いました。
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そしてある給食のとき、
隣りで泣きべそをかいているお友だちの頭を、撫でてあげていました。
あの手づかみ食べの手で。
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1歳の子が
自分が学んだこと、されたことを
こうして世の中にお返しするんです。
人間って
素晴らしいですね。
答えは、自分の中にある。
2歳の子どもが走っていて転びました。
さてあなたは、どう思いますか?
「かわいそう」と気の毒に思うか?
「立ち上がれ」と力が入るか?
「だから言ったでしょ」と責めるか?
「チャンスだ、いいぞ」とワクワクするか?
どれが正解不正解ではありません。
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人は、ある事実を解釈するとき
偶然でなく毎回同じ解釈をします。
しかも、自動的に。
例えば「かわいそう」と思う人は
似た場面では必ず「かわいそう」と思う(解釈する)わけです。
大切なことは
転んだ子どもは、『あなたと同じ解釈をしていない』ということです。
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人は、相手の気持ちを、自分のフィルターを通して見ています。
「自分がそうだから、相手もそうだろう」といった具合に。
これを【投影】と言います。
みーんな、持ってます。
子どもの能力を伸ばすポイントの1つが、価値観を押し付けないことだと言われます。
あなたの解釈ではなく、子どもの【思い】に寄り添うのです。
そんな親子のコミュニケーションを学びます。
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6月23日(日)10時~12時
【親子のコミュニケーション講座】
場所:ままる保育園
参加費:ラブオファー
あなたの子育てが、望む方向に変わります。
子どもは、批判より模範を求めている。
「この家に生まれてよかった」を育てる、承認と共感の子育てリーダー・蓮見師朗です。
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躾をするとき
「~~しなさい」とか「~~するな」などと、子どもをコントロールしようとしますね。
このとき親は、
自分の都合モードに入っています。
「食べさせよう」
「片付けさせよう」
「トイレ行かせよう」
「勉強させよう」・・・
そして、
「世間からよく見られよう」でしょうか。
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もうすぐ3歳の○○くんは、
トイレの時間になっても「イヤだ」と言って頑なに拒否します。
私は「先生トイレ行こうかな❗️」と言って、子ども用便座に座り「やったー😆🎶」と両手を挙げて叫びます。
○○くんはニコニコしながらズボンを脱ぎ、隣の便座に座ります。
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人は、指示命令では動きません。
人は、何かに気づいたとき、自ら進んで行動します。
その気づきを促す関わりの1つが
手本を見せることです。
そんなコミュニケーションを学ぶ
子育て講座をやってます。
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6月23日(日)10時~12時
場所:ままる保育園
参加費:ラブオファー
泣き虫園長の保育日誌
「この家に生まれてよかった」を育てる、ままる保育園園長の蓮見です。
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【子どもの本音】
トイレの時間、
2歳9ヶ月の○○ちゃんは、
「トイレいかなーい」と宣言しました。
私は○○ちゃんに
「行かなくていいよ❤️」と言い
「じゃあ、先生と手をつなごうか?」と手をつなぎました。
そのままトイレの前に行き
「○○ちゃん、どっちにする?」と
2つある便座を指差しました。
○○ちゃんは、
「こっち」と便座を指差し
ズボンを脱ぎ始めました。
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イヤイヤ期の「イヤだ」は
ほぼ全て本音ではありません。
「見て欲しい」
「認めて欲しい」あるいは
「眠い」であったり・・・が本音です。
多くの大人は
その子の【本音】ではなく
言葉などの振る舞いと会話をします。
つまり
「私を見て!」と言っているのに
「違うでしょ」と応えているわけです。
会話になってないのです。ガーン😱
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人は、特に「イヤだ」や「しなーい」などの否定的言葉に反応しがちです。
「カァー💢」っとなってしまうのです。
そして『しつけ』と称して
「イヤだ」を「イエス」に変える無駄な努力を始めます。
その努力の多くは
マルトリートメントとなり、
その子の心や尊厳を傷つけたりします。
本音と会話しましょう。
甘えとワガママ
【愛してるよー❤️】
「この家に生まれてよかった」を育てる
承認と共感の子育て『ままる式』のリーダー・蓮見師朗です。
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お迎えのとき、3歳半の○○くんは
「かえらなーい、もー、なんできたのー?」と怒ります。
こういった行動を【試し行動】と言います。
お母さんは
「もう少し遊んでていいよ」と、少し困った表情で伝えます。
その表情から、行動がエスカレートすることを恐れての『遠慮』を感じました。
私はそんなお母さんに
「抱き締めてあげてください」と伝えました。
「え?」と目が点になりながらも、お母さんは両手を広げて○○くんを呼びました。
次の瞬間、○○くんは走ってママの胸に飛び込み、静かになったのです。
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子どもの試し行動に従うと、子どもをワガママにします。
何故なら、放って置かれてる気がするから。
子どもの本音に応えてあげないと、子どもはワガママになります。
何故なら、理解されてない気がするから。
子どもに遠慮してると、子どもはワガママになります。
何故なら、本気で愛してもらってない気がするから。
甘えられないと、子どもはワガママになるんです。
何故なら、こころが満たされないからです。